元気に育て子供たち 高松・四国村で端午の節句飾り

四国各地から古民家を移築復元した高松市の野外博物館「四国民家博物館」(四国村)で、こいのぼりや幟旗(のぼりばた)などの「端午の節句飾り」が登場し、訪れる家族連れらを楽しませている。8日まで。

小豆島(香川県)から移築された農村歌舞伎舞台では、県内から寄贈された桃太郎や金太郎、加藤清正などの勇壮な武者が描かれた幟旗を展示。色鮮やかな旗は歴史ある建物の雰囲気にもマッチしている。舞台上空には色とりどりのこいのぼりも泳いでいる。

古民家では、牛の背中に装着する「ウシノクラ」を展示するなど田植え前に牛をねぎらう「牛節句」の風習を紹介している。

大阪府熊取町から訪れた西村多賀子さん(66)は「子供の成長を願った節句飾りは風情がある。昔の暮らしを知らない子供たちもぜひ見て、豊かな心を育んでほしい」と話していた。

近くで古民家に、ふれる事の出来る場所のひとつです、是非見て頂きたい情報です。