高松・瓦町の中国茶カフェがゲストハウスをオープン

高松・瓦町の中国茶カフェがゲストハウスをオープン 2階のギャラリーを改装 /香川
“「瓦町ドミトリー」2階への入口”
高松の高松琴平電鉄(ことでん)瓦町駅近くに8月8日、ゲストハウス「瓦町ドミトリー」(高松市塩上町1)がオープンした。(高松経済新聞)

「瓦町ドミトリー」オーナーの山本梨沙さん

同ゲストハウスは、3年前から同所で営業する中国茶専門のカフェ「ショワシノワ」が、ギャラリーとして利用していた同店の2階を改装してオープンさせた。1階はこれまで通りショワシノワとして継続する。

2階のゲストハウス部分は全てプライバシーが保(たも)てる個室風。配置を工夫し一つ一つ形が異なる9つの区画を用意。各区画1人ずつ、合計9人が宿泊できる。改装は全て手作りで完成させた。脱衣所付きのシャワールーム2カ所、洗面台、フリーwi-fi、トイレなども完備。朝食は1階のカフェでお粥を提供する。チェックイン16時~22時、チェックアウト10時。

オーナーの山本梨沙さんは「中国茶の仕入れ等で上海・台湾と行き来する中で、香川への観光を目的とする人々と知り合う縁がつながり、カフェの2階を手作りでゲストハウスにリニューアルした」と話す。最寄りのことでん瓦町駅が同鉄道の全路線が発着するターミナル駅であることから「アクセスも良い場所にあるので、海外の人にも多く利用してもらっている。日本語、中国語、英語で香川の良いところを紹介できるように、地域の情報を集めている」とも。

利用料金は3,250円(1人)。予約は公式サイトから申し込む。