高松城跡玉藻公園で「披雲閣」築100周年記念

高松城跡玉藻公園で「披雲閣」築100周年記念

高松城跡玉藻公園で「披雲閣」築100周年記念寄席 歌のイベントも /香川
“披雲閣「大書院」”
高松城跡玉藻公園(高松市玉藻町)で5月3日、「披雲閣(旧松平家高松別邸)」の築100周年を記念した寄席が開催された。(高松経済新聞)

明治維新後老朽化により取り壊された江戸時代の御殿を、高松松平家12代当主の頼寿伯爵が1914(大正3)年に再建に着手し、3年余りの歳月をかけ1917(大正6年)に完成させた同建物。2012年に重要文化財に指定されている。

同イベントは披雲閣「大書院」で行われ、桂こけ枝さん(落語)やかんのめぐみさん(歌)、筒井智子さん(MC・進行)、ゆるキャラの「うどん脳」らが出演し、歌のイベントも行われた。

玉藻公園管理事務所の岡一洋所長は「当日はお断りしなければならないほどの人に来ていただくことができた。披雲閣ができた100年前にもこうして多くの人が集まって演芸の催し物が開催されていたようだ。これからも広く文化活動に使ってもらいたい」と話す。