自然素材について分かりやすい情報見つけました!是非参考にして下さい!!
自然素材の長所と短所
自然素材が人気です。壁は珪藻土、床は無垢の木。自然素材は心地良いし、なんといっても、体にも良い―。
でも、ちょっと待って下さい。
物の価値には、必ず長所と短所があります。
自然素材の意味を履き違えると、大ごとになります。
自然素材がライフスタイルに合うかどうか、十分検討してから、決めることが必須です。
床のメリット デメリット
メリット
感触が良く、臭いも良い。
傷がついても削ることにより、補修が可能。
傷が目立たなくなる。
デメリット
経年により、色が変化する。
傷がつきやすい。
お手入れが必要。
自然素材は乾燥収縮を繰り返すので、冬は隙間があいたり、夏や梅雨は、木が太り盛り上がったりする。
フローリング
メリット
表面がコーティングされているので強く、傷がつきにくい。
ワックスを頻繁にかける必要がなく、手入れが楽。
日焼けしにくい。
形の安定性があり、変化しない。
デメリット
木の臭いはしない。
ペタペタ冷たい。
傷がついても、削って補修はできない。
自然素材だからこその特徴を理解したうえで選ぶことが大切!
壁
メリット
室内の湿気や結露を吸ってくれる。
室内の空気環境を整えてくれる。
住んでいる時の爽やか感が違う。
デメリット
お手入れが必要。
塗り壁なので割れる。
クレヨンなどの落書きは、NG。
ビニールクロス
メリット
色、柄が豊富。
クレヨンの落書き等で汚れても、固く絞った雑巾で拭くことができる。
張り替えることができる。
デメリット
化学製品のため、人により、臭いを強く感じたり、アレルギー反応を起こす心配がある。
珪藻土の壁は、「珪藻土配合の塗り壁」という意味で、珪藻土だけでは壁になりません。珪藻土の配合量が30%ぐらいのものもあれば、5%以下のものもあります。また、混ぜられた活着性ボンドが、化学ボンドなのか、海藻でできたノリなのかも、メーカーによって違います。共に、同じ「珪藻土」で売られているので、注意が必要です。
同じ珪藻土でも、配合量やノリの成分はメーカーによって違うので要注意!
自然素材でアレルギーは解決できる?
フローリングでもクロスでも、だから即、アレルギーに結び付くわけでは決してありません。
アレルギーは、あくまでもその人の個性の一部。アレルゲンが何であるのかを知ることが大切です。
家を自然素材にして、解決されるのはごくわずかな事例なのです。
ハウスダストが原因なら、カーテンを障子に、また、畳をやめて、全て無垢の床材にするのもひとつの方法です。
そうすれば、埃が舞いません。換気扇をよく掃除しましょう。
ハウスダスト?花粉?まずはアレルゲンを知ることから
新築の臭い
構造躯体に乾燥程度の良い木材を使って建てた家は、例え表面に化学製品を使っていても、いわゆる”新築臭さ”がありません。
芳香剤から、ホルムアルデヒドなど有害なものも含め、それらは水蒸気に付着しやすい化学性能をもっています。
水蒸気に付着したものを、水蒸気と一緒に構造躯体の木が吸ってくれるのです。
嫌な臭いの原因を、水蒸気と一緒に吸収します
押入れには自然素材
通常、寝具を入れて、1日中締めきっていることが多い押入れの中には、ベニヤ板や化粧ボードではなく、自然素材の無垢の杉板がおすすめです。湿気を吸ってくれます。
無垢の杉板で湿気対策はばっちりね!