「高校生花いけバトル」香川県を聖地に 8月、高松で初の全国大会  

初めての「全国高校生花いけバトル」が今年8月に高松市内で開催される。実行委員会の設立総会が開かれ、会長は浜田恵造・香川県知事が務め、開催計画などを決めた。参加募集も行っている。

同バトルは出場校2人1組のチームで、制限時間5分で観客の前で花をいけ、作品の美しさ、花をいけるプロセスや所作、表現力を競う。審査員と観客が勝負を判定する。

開催計画によると、全国大会の開催時期は8月19、20の両日。19日はサンポートホール高松で1、2回戦、敗者復活戦を実施。20日は栗林公園内の商工奨励館で準決勝と決勝を行う。

全国8地区のブロック大会を6~8月に開き、各ブロック優勝校が全国大会への出場権を獲得する。

これとは別に全国大会出場の開催県枠で香川県大会も7月29日に開く。

設立総会で浜田知事は「新しい生け花の文化を全国に発信し、香川県を高校生の花いけバトルの“聖地”にしたいと普及、定着に努めている。新しいムーブメントとなる可能性を秘めていると思っている」とあいさつした。

「高校生花いけバトル」は全国に先がけて香川県で昨年2月に県内高校5校による1回目、同年8月に県内9校による2回目、今年2月には他府県の3校を招いての交流戦が開かれた。県内外で広がりをみせているという。