高松で「ベロタクシー」運用から半年、観光利用に好調なすべり出し /香川

高松で「ベロタクシー」運用から半年、観光

高松で「ベロタクシー」運用から半年、観光利用に好調なすべり出し /香川
“運行しているベロタクシー”
高松市中心部で電動アシスト付き3輪自転車の近距離タクシー「ベロタクシー」の運行が始まって半年がたち、外国人観光客の利用が増えている。(高松経済新聞)

同事業を運営するのはベロタクシー四国パートナー会社の「オーグ」(高松市北浜町2)。ベロタクシーは、国内では東京から始まり、奈良、大阪、松本、那覇、広島など地方都市へ広がっていった。環境保全と地域の観光ルートの見直しを含めたまちおこしの活動としても運営されている。

昨年10月の本格始動から半年、現在は高松市立中央公園(高松市番町1)を中心に半径約1.5キロの範囲で運用を行っている。

観光で高松を訪れたフランス人女性は「とてもエキサイティング。ガラスの窓越しにしか見られなかった街の動く景色が、ありのままに見られる。栗林公園まで乗ったがとても楽しい思い出になった」と笑顔で話す。

運転手の泉浩太さんは「高松を訪れる外国人観光客は年々増えている。街中移動の便利さと、ベロタクシーならではの地元のスポットを案内していきたい」と意気込む。

利用料金は、1キロ=500円、観光向けプラン30分=2,000円、60分=4,000円。