大坂なおみ「勝ってしまってごめんなさい」は日本メディアの誤訳


テニスの全米オープンで優勝を飾り、日本選手で初めてグランドスラムを制した大坂なおみ選手。表彰式では、審判のジャッジへの不満もありブーイングが飛び交いました。

大坂なおみ選手が、スピーチで、

「みんながセレーナを応援していたことを知っています。こんな終わり方になったことは残念です。でも、決勝でセレーナとプレイするのが夢でした。プレイしてくれてありがとう。そして試合を見てくれてみなさんありがとう」

と、感謝を述べると、会場は一気に祝福ムードとなりました。

「勝ってしまってごめんなさい」は日本メディアの誤訳。審判のジャッジが問題となり残念だと言ったそう。

感謝の言葉と言えば、今年3月。大坂なおみ選手が、はじめてツアー優勝したパリバオープン。スピーチの言葉を用意していなかったというその内容は、感謝の嵐!なんと、感謝を伝えたい人の名前を思いつくかぎり並べました。それもスムーズに出てきた言葉ではなく「何か忘れてないかしら……」と自問自答し、スポンサー4社を無事に言い終えるまで観客もハラハラと見守る事態となりました。そして最後に、「史上最悪の受賞スピーチになりそうです」と言い放ったときに、スタンドから大きな笑い声がこぼれました。

日本選手初の快挙で夢を与えてくれた大坂なおみ選手。私たちもあなたに感謝したい気持ちでいっぱいです。