香川・三木町で「流しそうめんギネスチャレンジ」プロジェクト 

香川・三木町で「流しそうめんギネスチャレンジ」プロジェクト 地域活性の糸口に /香川
“竹の加工作業の様子”
香川県木田郡三木町奥山津柳で現在、「流しそうめんの距離の長さ」のギネス記録にチャレンジするプロジェクトが進められている。(高松経済新聞)

レーン作りの作業に参加する子どもたち

流しそうめん専門店「麦縄の里 まさご屋」(高松市東植田町)が主催するイベント「麦縄マルシェ」の運営スタッフたちが、地域活性のために何ができるかを話し合ったミーティングから始まった同プロジェクト。

小学生から70代までの地元有志を中心メンバーに、毎週日曜に集まって竹を切り出し、流しそうめんのレーンに加工する作業を協力しながら行っている。加工した竹は現在、目標とする4000メートルの4分の1「1000メートル」を超えている。

参加者の友保陽子さんは「いろいろな親子イベントに参加してきたが、このプロジェクトでは、父親と子供が同じ目的に向かって汗を流すことで絆が生まれてきていると感じる」と話す。

実行委員長の真砂泰介さんは「単に世界一をネタにお祭り騒ぎをしたいだけではない。子供からお年寄りまでがプロジェクトにそれぞれできる範囲で関わり、協力し交流が生まれ、本当の意味で地域が元気になることを目指している」と話す。「9月25日のギネス記録申請の日に向けて、まだまだサポートメンバーを募集している」とも。

同作業は旧神山第二小中学校体育館横(三木町奥山)で日曜10時~15時に行っている。参加希望者は直接会場まで。